ラダックの課題

ここ最近の20年間で旅行者や西洋の開発によって急速に近代化の波がラダックに押し寄せています。
ラダックの首都レーではテレビやラジオ、洋服といった商品が出回り物質的に豊かになりました。
しかしその反面、伝統的な文化は徐々に破壊され、今までに存在しなかった日本で起きているような社会問題や環境問題を生み出しています。

ヒマラヤを越えてやってくる補助金をかけられた農作物はラダックで生産されたものより安いため、農業は非経済的なものとされて人々は農業をやめ、賃金労働を求めて農村を離れる傾向にあります。
これは、首都レーの人口の集中を誘発し、市場経済に依存した生活を人々にもたらします。

自給自足から離れた人々の食料や物資は夏の間トラックやバスによってレーまで運ばれ、空気の薄いラダックでは大気汚染が問題となっています。さらに、外部の物資にはプラスチックなど自然負荷のかかるものが多く含まれていることから、ラダックでは水質汚染やごみ問題が深刻化しています。
また、開発によってもたらされた学校では、ラダックで生きるための知恵ではなく都市での消費生活に適応する知識や技術を教えていくため、子供の価値観が変わりつつあります。

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ラダックではまだ伝統文化を色濃く残しており、自然との結びつきは強く、コミュニティの絆は固いといえますが、グローバル化によって年々このような問題が起きているのです。

これらの問題に対して現在ラダックでは、ラダック人によるNGOが社会問題や環境問題に活発に取り組んでいます。

ふせん_ラダック取り組み

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