ラダック現地情報
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     ■ 2011年のラダックニュース
    

     Vol.70  ラダックニュース  2011/3/31

3月31 リンシェ村の悲報

2011年3月5日、リンシェ村近辺の谷で雪崩の惨事が起きました。5人のリンシェの村人が犠牲になりました。5人はレーの学校に子供を預けに行った帰り道で村から2時間手前の谷でした。 村人は総出で捜索に駆けつけましたが谷は大量の雪でいまだに遺体は発見されていません。

リンシェ村ではお坊さんと皆で弔いました。 私たちは犠牲になった遺族の家族や子供たちに添って、心より哀悼の意を表しました。犠牲者の5軒の家族は、奥さんと子供たちが取り残され、子供はレーの学校に、あるいはまだ小さい子は家にいます。

この家族を見守り、子供たちに良い教育を受けさせて、村の生活を続けていけるよう援助するのが私たちの責務だと思います。上記の5軒のファミリーと子供たちのため、とくに教育の向上のため、皆様のいかなるご親切な支持、提言、見解、アイデアをお寄せくださるよう心よりお願い致します。


     Vol.69 ラダックニュース   2011/3/6

31

 ラダック地方の中心地であるレーでは、年に1回、3月2日と3日にレー・ドスモチェイという祭りが開催されます。古い宮殿のすぐ右隣にある僧院の中庭で、僧たちにより行われる儀式を見物しに、村々から人々が集まってきます。祭りの2日目には、僧たちがストルマ(STORMA)という悪霊を追い払い、農耕期へ向けて新しい季節と聖霊を迎える儀式に立会います。 ラダック人にとって、ドスモチェイは寒い季節の終わりと温暖な季節の始まりを意味するものとされているのです。

 私立学校の多くは、冬が終わる31日に始まりますが、公立の学校は2011年の34日に再開します。このころ、ラダックの低地に住む人々は農耕地の手入れに忙しくなり始めます。タクマチック村(Takmachik)やカルツェ村(Khaltsey)などのシャム(西ラダック)地域では特に忙しくなります。3月の第1週目から、彼らは畑にまく堆肥を作るために、人間のトイレや、羊小屋、牛舎から肥料を集めてきます。大麦や小麦、野菜など、十分な収穫量を得られる有機栽培の作物を育てるために、土に有機肥料を入れ十分な栄養分を与えるということは、ラダックの農家たちの伝統的な手法です。

 この方法で、ラダックは何世紀もの間、持続可能な社会を保ち続け、多くのラダック人は農業を通して、今なおこのような伝統的な手法で農業を行っています。しかし、化学肥料を使う人々も増加の傾向にあります。現金で支払いが可能なことや、政府が化学肥料を援助しているためです。多くの人々が、化学肥料が人々の健康や、土、水などの環境に与える悪影響をほとんど知らないのです。最近では、少数の人々が化学肥料の悪影響を理解してきており、彼らは化学肥料の使用を減らす試みをしている人もいます。しかし、有機栽培の重要性と、人々の健康や土、水などへのメリットを理解させるような教育が不足しているために、化学肥料の使用を止めることができていません。


     Vol.68 ラダックニュース  2011/1/30
1月23日
 バクラ・リンポシェの6歳の誕生日を祝う盛大な式典がスピトゥック僧院にて行なわれ、多くの人々が参加した。新しいリンポシェの健康を願う特別な祈りが捧げられ、参加者は彼が前任のバクラ・リンポシェの偉業を受け継ぐ強靭な心身をもてるよう願い祈りを捧げた。

1月26日
 インド共和国記念日である126日、インド全国同様レーにおいてもこの記念日が盛大に祝われた。LAHDCLadakh Autonomous Hill Development Council、ラダック自治山間開発会議)の執行委員長Rizin Spalbar氏も出席し、主に政策と健全な政治・生活についてコメントした。多くの学校や警察がパレードに参加し、式典の最後にはパレードと文化的な内容のプログラムにおいて功績を残した団体1位から3位までが表彰された。

 20111月に死去したラダック国王に祈りを捧げる人々がストク村にある現在の王宮へ足を運んでいる。国王はかつてヘミス僧院(ラダックのチベット仏教における最大のドゥクパ・カギュ派)の総院長で、当初からへミス僧院と親しい関係にあり国王の同僧院への献身は有名であった。王宮よりもヘミス僧院で過ごした時間のほうが長いともいわれ、王族としてのアイデンティティより僧院での生活を重要視していたと言われている。



     Vol.67  ラダック洪水現地情報   2011/1/17

1月1日
 ラダックでは1月1日、ほぼ全ての地域でこの冬初めての雪が降りレーやその周辺村では約13㎝、カルチなどではそれより少ない積雪を記録しました。気温は夜間で−18℃まで落ちこみ、日中でも−9℃まで下がりました。寒さのため人々は屋内で過ごしているようで、営業している店はほとんどありません。

 冬期休暇(1215日〜331日)により現在すべての教育機関が休校しているため、子どもたちはみな特別授業に参加しています。これは冬の数ヶ月間だけ、多くの先生たちにより実施されるものです。
 カルゾ池のウィンタースポーツ・クラブが運営するスケートのクラスに、たくさんの子どもたちが参加し、スピードスケートやフィギュアスケートなど特別トレーニングを受ける子どもたちもいます。彼らのなかから選抜された子どもたちは、来月ポーランドに行く予定である。

 例年通り、冬季に入ると僧院(チョッカン・ビハラやリンポチェ(高僧など崇高な人物)・ラマ(チベット仏教の高僧)による村のゴンパなど)で行なわれる特別の祈祷式やマニ集会に多くの人々が参加しています。

1月2日
 レーの行政副長官Tsering Angchok氏の指揮の下、料金設定委員会会議が実施され1リットルあたりの牛乳の料金が26ルピーに設定されました。この価格は一般にレーの市場などで販売される際に適用され、販売者が違反した場合は消費者法に基づき処罰されます。

1月8日
 TATA-LAHDCLadakh Autonomous Hill Development Council)開発支援プログラムの下、Sir Ratan Tata Trust(インドの慈善団体)は去年8月に洪水の被害を受けたレー地区に、貯水タンカーを2つ寄贈しました。洪水により市民への水の配給に困難が生じていましたが、このタンカーが使われることにより、これまでの問題が解消されると見込まれています。

1月9日
 ラダック地方は厳しい寒波に見舞われており、最低気温は13日、6日には−22.5℃、5日には−23を記録しています。それ以降も−10℃以下、−20℃に達する程の最低気温を記録しています。

※以上は、インドのニュースをまとめたものです。

   *印(紫色)の部分は、代表スカルマからの補足コメントです。

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