| 共生(ともいき)シンポジウム2008 -環境・平和・開発(かいほつ)- |
ワーキングプア、ネットカフェ難民、自殺…といった現象に象徴されるように、いま日本では、経済事情の悪化や社会保障の切り捨てなどによって、社会の中で年々階層化が進んでいます。また、若者の世界では人間関係の希薄化が顕著になり、引きこもる若者の増加や、不特定の人間を対象とした不可解な犯罪など、私たちの暮らしやいのちを脅かす危機的な現象が起こっています。このような世相の背景には何が潜んでいるのでしょうか?
その一つに、経済発展を目的としたグローバリゼーション等の価値観をあげる説があります。確かにこうした価値観に基づく動きが、世界的な規模で環境破壊を引き起こし、地域経済・共同体・伝統の崩壊を招き、途上国における貧困・紛争はもとより、日本を初めとするいわゆる先進国において格差社会などの新たな問題を生み出しているということは、多くの分野で指摘されてきているところです。
もし、こうした価値観が、危機を引き寄せている原因であるならば、私たちは今、それに代わる価値観を模索し、目指すべきゴールや優先順位を定義し直す必要があるのではないでしょうか。
今回のシンポジウムでは、さまざまな社会問題に取り組む中で、体験的に見出したオルタナティブ(代替)な価値観や実践方法−持続可能な経済・開発(かいほつ)、ディープエコロジー、ローカリゼーション、エンゲージドブディズムetc.−を提唱し、世界各地で活動を展開している方々をお招きしています。
シンポジストからの警鐘と提唱を受けたうえで、私たちの価値観と歩んでいる道を検証し、すべての存在が共生できる”もうひとつの生き方”を模索したいと思います。
|
【日時】 2008年11月17日(月) 13:00開会 17:00閉会 (12:30〜受付開始)
【会場】 東京大学工学部「武田ホール」
(東京メトロ千代田線根津駅1番出口徒歩5分、
東京メトロ南北線東大前駅1番出口徒歩15分)
【参加費】 1,000円(学生500円、全青協会員・臨仏研運営賛助会員は無料)
【シンポジスト】
■基調発題
島薗進(臨床仏教研究所理事、東京大学文学部教授)
■パネリスト
A.T.アリヤラトネ(サルボダヤ会代表<スリランカ>)
ジョアンナ・メーシー(環境哲学者、仏教学者<アメリカ>)
ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ(言語学者、ISEC代表<スウェーデン>)
プラ・パイサン・ウィサロー(僧侶、仏教と社会のためのブディカネットワーク代表<タイ>)
神仁(臨床仏教研究所上席研究員、(財)全青協主幹)
■コーディネーター
鈴木晋怜(臨床仏教研究所上席研究員、智山伝法院教授)
同時通訳あり
【定員】 300名(要申し込み・先着順)
【問合せ・申込】 全青協付属臨床仏教研究所事務局
TEL:03-3541-6746
e-mail:thinktank@zenseikyo.or.jp
【主催】 ●主催
(財)全国青少年教化協議会付属臨床仏教研究所
http://www.zenseikyo.or.jp/japa/thinktank.html
●後援
(財)全日本仏教会
●協力
(特活)アーユス仏教国際協力ネットワーク、(特活)開発教育協会、
(社)シャンティ国際ボランティア会、ジュレー・ラダック
|
|